狭心症の種類。6種類の分類とその内容まとめ。

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狭心症について調べると、労作性狭心症、冠攣縮性狭心症、安定狭心症・・・などなど様々な名前があり、そんなにたくさんの狭心症があるのかと驚くかもしれません。

狭心症は、冠動脈が狭くなることによって心筋へ十分な血液が届かないときに発作が起こる病気です。原因としてはそれに尽きるのですが、発作が起こるタイミング、安定度合い、頻度、発作の原因となる冠動脈の状態などによって細かく分類され、様々な名前がつけられています。当記事では狭心症の6種類の分類について内容をまとめました。 

狭心症とは

冠動脈の内側が部分的に狭くなって、心筋への血液の流れが悪くなると、心臓は酸素不足や栄養不足になります。この時に胸の痛みを感じる状態が狭心症です。

狭心症発作は通常数十秒から数分程度続きます。通常は5分以内、長くても10分程で、15分以上続く場合は心筋梗塞の可能性があります。

痛みは指差せるような狭い範囲ではなく、手のひらをあてるほどの範囲にあらわれます。胸がぎゅっとしめつけられるような痛みのほか、胸の圧迫感、動悸や息苦しさを感じます。激しい痛みが急激にあらわれるというよりは、徐々に痛みが強くなるのが狭心症の痛みの特徴です。

発作が起きても、冠動脈の血流が回復し、心筋に十分な酸素が供給されるようになれば発作はおさまります。発作のとき以外には症状は見られません。

健康診断でオールAだった人が狭心症や心筋梗塞に陥る事がありますが、発作が起きている時ではないと、または精密検査をうけないと、病気があるかどうかが分からないところがこの病気の難しいところです。 

狭心症の分類

狭心症は、冠動脈が狭くなった部分の程度や、狭くなる原因、発作のひどさ、発作の頻度によって細かく分類されています。それぞれについて簡単に説明をしていきます。 

安定狭心症

発作の起きる状態がほぼ同じ状態の狭心症を安定狭心症と言います。発作の強さや回数、持続時間などが一定の範囲にとどまっている状態です。

例えば、階段や坂道をある程度登るとか、ある程度の距離を走るなどして心臓に一定以上の負荷がかかると胸痛が起こります。休んで負担が減ると症状がなくなります。 

不安定狭心症

狭心症発作の回数や程度が一定していない状態です。以前は何も起こらなかったような軽い運動や、安静にしているときにも発作がおきます。発作の持続時間も長くなり、なかなか治まらない場合も多いです。

近い将来心筋梗塞へ進行する可能性が高いので、とくに注意が必要です。 

労作性狭心症

坂道や階段を上ったり、走ったりして体を動かした時(労作時)、または精神的に興奮した時におこる狭心症です。労作時狭心症とも呼ばれます。運動などで心筋がより多くの血液を必要としたとき、血管が狭くなっているため十分な血液が届かず、不足してしまうため胸の痛みを感じます。普通、発作は5分以内におさまります。

 一般的には、下で述べる冠動脈硬化性狭心症です。

安静狭心症

 寝ているとき等の安静時に突然発作が起きるのが安静狭心症です。安静時狭心症ともいいます。原因は下で述べる冠攣縮性狭心症である事が一般的です。

冠動脈硬化性狭心症

冠動脈が動脈硬化で狭くなり、血流が不足して胸の痛みが発生するのが冠動脈硬化性狭心症です。運動などで心筋がより多くの血液を必要とするときに十分な血液が流れず不足するために胸の痛みが発生します。

冠攣縮性狭心症(かんれんしゅくせいきょうしんしょう)

 冠動脈が急に痙攣して細くなり、血流が不足して胸の痛みが発生するのが冠攣縮性狭心症です。 交感神経の緊張で血管が収縮しやすい明け方から午前中に起こることが多く、睡眠中にもおこります。発作が10分近く続くことがあります。

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