AEDの設置場所、ネットで簡単に探せる2つのサイトのご紹介

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AEDについてTVで放映される事も増えた事もあり、ふと、「家や職場の近くにAEDって設置されてるのかな?」と気になる事がないでしょうか。

実はAEDがどこに設置されているかをネットで検索することができます。設置者が公開を許可したものや、善意で一般市民が場所を投稿したものなどが登録されているので、日本全国の全てのAEDが検索できるわけではないですが、20万件近くのAEDが登録されています。日本でAEDは40万台ほど設置されているといわれているので、半数近くを検索できる計算になります。

当記事では、AED設置場所検索サイト2サイトとその使い方、情報の登録のされ方などについてまとめました。

目次

1.日本救急医療財団 「AED設置場所検索」

2.日本全国AEDマップ

3.AEDの情報が登録される仕組み
  3-1.日本救急医療財団の場合
  3-2.日本全国AEDマップの場合

4.利用時の注意点
  4-1.使用できる時間帯
  4-2.情報の正確性
  4-3.そのAEDは使用できる状態か

 

1.日本救急医療財団 「AED設置場所検索」

救急医療財団がAEDの設置場所をまとめており、検索できるようにしています。

ページ上の地図の県名をクリックすると、下のキャプチャーのように、その県に設置されているAEDの一覧を確認することができます。

現在一時的に機能が利用できなくなっているようですが、通常は「都道府県で検索」、「条件を指定して検索」、「任意のキーワードで検索」の3種類の検索機能を使って検索することもできます。「条件を指定して検索」の条件として住所や施設名などもあるので、近くのAEDを探したい時は住所から検索できます。また例えばこれから行こうとしている施設にAEDがあるかどうかを検索したい時は、行きたい施設の名前を検索すればAEDが設置されているかどうかを調べられます。

■AED設置場所検索のTOP画面

AED設置場所検索

※AED設置場所検索URL:http://www.qqzaidan.jp/AED/aed.htm

■AED設置場所検索の都道府県をクリックした時の画面(東京都)

AED設置場所検索_検索結果

 

2.日本全国AEDマップ

日本全国AEDマップというサイトで、設置してあるAEDの位置等を地図上で確認する事ができます。このサイトはAEDを探すのに非常に便利ですので、是非一度ご覧になって頂けたらと思います。

例えば下のキャプチャーは、右上の検索窓に「新宿」と入れて検索した結果です。新宿駅周辺のAEDが地図上に表示されています。

地図の表示位置をずらすとそれに伴って表示されている範囲のAEDを見ることができます。また、マウスのホイール等を使って、表示する地図の拡大縮小ができます。拡大すればより詳細なAEDの位置を確認できるし、縮小すればより広い範囲のAEDの設置状況を確認できます。

ご自宅や職場の住所で検索すると、その近くのAEDが表示されてどこにAEDが設置されているかが分かります。表示位置や拡大縮小をしてみていくと近くのAED設置の状況がとてもよく分かるので、是非試してみて下さい。自宅や職場の近くのAEDについてこの画面で確認しておくと、いざという時に、「あそこにAEDがある!」と思い出して迅速な対処ができる可能性が高まりますので、忘れないうちに、近くのAED設置状況を確認しておいて頂けたらと思います。

AEDマップ検索結果

※日本全国AEDマップURL:http://aedm.jp/

 個別のAEDのマークをクリックすると、下の図のように、住所やAEDが置いてある場所の情報を確認する事ができるようになっています。

AEDマップ個別箇所情報

なお、登録されている情報が必ずしも正確だとは限りません。緊急時に借りに行く可能性のある近くのAEDについては、実際に現場に行って、きちんと設置されているかどうか、バッテリーや電極パッドなどの期限がしっかり管理されているかどうかを確認しておいていただけると、いざという時に安心です。

 このサイトにはスマートフォンアプリもあるので、ご自身のスマホにダウンロードしておくと役に立つかもしれません。

 

3.AEDの情報が登録される仕組み

3-1.日本救急医療財団の場合

日本救急医療財団のほうは、AEDを設置した企業等からの情報を元にデータを作成しています。

AEDを購入したことがある方なら記入した経験があると思いますが、AEDの購入時には「設置者登録票」の記入を求められます。これは、この救急医療財団のHPへの設置情報の開示の可否と、そこに開示される情報の聞き取りをするものです。この書類に会社名や住所、会社内の設置場所などの情報を記入して販売店に渡すと、販売店がメーカーに情報をあげ、メーカーより救急医療財団に情報があがる仕組みになっています。

 この設置者登録票は公開の可否を問う書類でもあるので、この書類で掲載を不可とした場合は日本救急医療財団のHPに情報は掲載されません。そのため、全てのAEDが日本救急医療財団のHPに掲載されるわけではありません。

AEDの設置の事実を公開することは社会的意義があることですし、企業PRにもつながります。そういった点で、設置した場合公開を許可するケースが殆どなようですが、個人宅に導入した場合や設置場所のためだけに使用する事に決めている場合、または船舶や車などに設置する場合などは、公開しない事を選択することもあるようです。

 

3-2.日本全国AEDマップの場合

 日本全国AEDマップは、ネットに掲載されているAEDの設置情報や、個人による投稿によってデータが登録されています。

ネットのAEDの設置情報というのは、例えば、自治体が把握しているAED設置の情報などです。県や市町村がAED設置情報をまとめているケースがあるので、そういった情報等を拾ってきているようです。

個人の投稿というのは、町でAEDを見つけたサイトの管理者や一般市民の方による投稿です。AEDマップにでてくるAEDのマークをクリックするとその場所のAEDについての詳しい情報がでてきますが、その中の「情報源」の欄に「目視で確認」とか「現地確認」と書いてあるものがあります。そういったものは個人の投稿によって登録されたものです。

なお、あなたもこのAEDマップにAEDの設置情報を登録することができます。AEDマップの地図上で場所を選んで右クリックをすると入力画面がでてくるので、そこに入力するだけです。非常に簡単なので、AEDを見つけたら投稿してみてください。AEDマップのページ上で、一般の方へ投稿依頼がされています。あなたが登録したAEDが誰かの命を助ける事があるかもしれませんので、AEDを見つけた時は是非登録して頂けたらと思います。

■AEDマップへの投稿について

このAEDマップのページを見ると、下の図のように右のほうに、「AED情報の登録について」と書かれたボタンがあります。それをクリックすると次の図のページが開きます。そこに投稿の仕方や、投稿する際のお願いが書かれていますので、一度確認してみてください。

AEDマップ投稿の仕方の場所

 

AEDマップ投稿の仕方について 

AEDマップの登録の注意

 

4.利用時の注意点

ご紹介した2サイトのAEDの設置情報を活用する際に、以下の内容に注意していただけたらと思います。

4-1.使用できる時間帯

AEDは屋内に設置されている事が多いです。設置されていてもその施設が閉まっていたら使えないので、施設が空いている時間を事前に確認しておいていただくと、いざという時無駄足を踏まずにすみます。

4-2.情報の正確性

上記のサイトで得られるAEDの設置情報が正しいとは限りません。日本救急医療財団の設置場所検索の情報は購入者から提出される情報を元に作成されているので正確性が高いですが、主にAEDを購入した時の情報が記載されています。購入後AEDが別の場所に移動したり、会社が引越したりして、更新できていないケースもあります。このような理由で現場を確認したらAEDが無い事がありえますので、日本救急医療財団のページに記載されているからAEDがあるだろうと考えるのではなく、現地を確認して本当にあるかどうかを確認するようにして下さい。

4-3.そのAEDは使用できる状態か

AEDが設置されていても、それがきちんと使える状態でないと意味がありません。

AEDの管理が不十分だったため設置されていても使用できないAEDが数多くあることがニュースになった事がありました。管理が行き届いてないAEDが少なからずある事が分かっているので、AEDの存在を確認すると同時に、しっかり使える状態に管理されているかどうかを確認して下さい。

AEDは、電極パッドが約2年間、バッテリーが約4年間の使用期限である事が多いです。AED本体は保証期間が5年で、耐用年数が7年程が一般的ですので、これを過ぎていないかどうかを確認します。

電極パッドとバッテリーについては、AEDに交換期限を書いたタグが取り付けられていますので、その期限を過ぎていないか確認して下さい。

バッテリーについては、交換期限が来る前に電気容量が無くなるケースがあります。電気ショックを何度も行った場合や電源のオンオフを繰り返した場合などは、そこで電気を消費している分電池が切れるのが早くなります。電池がなくなると、セルフテストの結果を表すインジケーターに異常が表示されたり、点滅して光るタイプであれば点滅が止まるので、インジケーターをみて、問題が無いかどうかを確認して下さい。

なお、新しいAEDの中には電極パッドの期限も管理しており、交換期限が過ぎるとインジケーターで異常を知らせてくれるものもあります。

 このように、AEDについている「消耗品交換時期のタグ」や、AED本体にあるセルフテストの結果を示す「インジケーター」を確認することでそのAEDがきちんと管理されて使える状態にあるかどうかが分かるので、この2つを確認するようして頂けたらと思います。

 

まとめ

AEDの設置状況は、当記事に書いた2つのサイトで確認する事ができます。自宅や職場近くでどこにAEDが設置してあるか、是非一度確認してみてください。

ただしここで検索される情報が完全に正しいわけではないので、特に使用する可能性があるAEDについては、本当にそこにあるかどうかと、きちんと使える状態に管理してあるかどうかを現場に行って確認するようにして頂けたらと思います。

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