AEDや消耗品(電極パッドとバッテリー)の交換期限のQ&A、15選

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あなたはAEDを使用した場合に、何を買い替えなくてはいけないか知っていますか?

AEDについて詳しい事を人に話すと、「あれって、使った場合は全部買い換えないといけないの?」とか、「どのくらいもつものなの?」といったAEDの期限や買い替えに関する質問を受けます。そういうところがネックとなって購入が進まなかったりするのかな、と感じたので、AEDや消耗品の期限や交換に関するよく聞かれる質問の簡単なQAを作りました。

気になる項目をさっと確認できるようQ(質問)とA(回答)を書き連ねています。迅速な確認に活用してもらえたらと思います。 

 

AEDと消耗品の期限についての疑問と回答一覧

Q AEDで使用期限があるものは何ですか?
A  ①電極パッド、②バッテリー、③AED本体の3つです。電極パッドは2年程で交換するものが多いです。バッテリーは4年間で交換するものが多いです。AED本体は、保証期間が5年、耐用年数が7年のものが多いです。この期限がきたら買い換えます。

Q AED1回使ったら買い換えなくてはいけないですか?
A いいえ。AED本体は電気ショックの回数に関わらず、保証期間、または耐用年数の間使用していただいて大丈夫です。
※インジケーターにエラーが表示される場合は販売店またはメーカーに申し出て修理などを受けるようにして下さい。

Q AEDを使用した場合、買い換えなくてはいけないものは何ですか?
A AEDを使用した場合、「電極パッド」のみ買い換える必要があります。
また、レスキューセットのマウスピースや布などを利用した場合、買い換えたり買い足したりする必要がある事があります。
AED本体は使用回数に関係なく保証期間または耐用年数の間使用する事ができますし、バッテリーは装着時には100回以上の電気ショックが行える仕様になっている事が殆どなので1回AEDを使用したからといって買い換える必要はありません。

Q AEDの電極パッドは未使用でも交換が必要ですか?
A 成人用、小児用共に交換が必要です。電極パッドの梱包袋に使用期限が記述されたラベルが貼られているので、そちらを確認して交換してください。成人用パッドだと2年、小児用パッドだと1年半程で交換時期が来るものが多いです。
電極パッドは、工場出荷より○○ヶ月、というのが本当の使用期限です。工場から出荷され、メーカーに行き、販売店に行き、お客様のところに届けられるうちに日数が過ぎるため使用期限が減少します。この期限をメーカーや販売店のほうで管理していて、2年以上期限の残っているものを販売するようにしています。そのため2年2ヶ月とか2年3ヶ月とか、購入するタイミングで若干期限の短調があります。

Q AEDの電極パッドはどのように廃棄すればよいですか?
A 未使用で期限切れの電極パッドは一般の不燃物として廃棄が可能です。一方、救命時に傷病者に貼った電極パッドは、医療系産業廃棄物の扱いとなります。処理方法は自治体によって差異があるようなので確認する必要があります。AEDを使用したときには救急隊員がかけつけていると思うので、電極パッドの廃棄について救急隊員に相談されるのも一つの方法かと思います。

Q AEDのバッテリーは1度使ったら終わりですか?
A いいえ。複数回使用できます。装着時には100回~200回の除細動ができる容量のものが多いです。使用するともちろん電池容量は減りますが、100回除細動できるものであれば1%容量が減っただけなので寿命が大幅に縮むわけでもありません。

Q AEDのバッテリーの寿命は何年ですか?
A バッテリの寿命は、装着(スタンバイ状態)してから4年がオーソドックスです。2年の小容量モデルを用意しているメーカーもあります。5年間もつもの、電池式のものなど仕様はメーカーや機種によって異なります。

Q 同じバッテリーで何回程除細動できますか?
A 機種によりますが、満タン状態ならば100回~200回の除細動ができる容量のものが多いです。

Q 充電式のAEDはありますか?
A ありますが、消防などプロ向けの機種です。旧型のモデルで一般市民も使えるAEDで充電式を選べるものがあったようですが、今は無いはずです。
充電式だと、イザ使おうとしたときに充電が切れていた、という事が起こりやすくなります。一般利用であれば、期限がきたら交換するモデルを選択されることをお勧めします。

Q バッテリーの交換は誰にでもできますか?
A はい。誰でも簡単にできます。機種によって違いはありますが、バッテリー部分を取り外して新しいものを入れるだけです。

Q バッテリーの電池残量が少なくなった場合、表示等が出ますか?
A 表示がでます。インジケーターで異常を示す表示がでたり、機種によってはバッテリー残量が携帯電話のバッテリー残量のような形で目視できるものもあります。
上記の「バッテリーが少ないことを示す状態」になった場合も、なってすぐの状態であれば10分間程は稼動し、10回程の電気ショックが可能な仕様となっている事が多いです。緊急時に使用しようとするAEDにバッテリー不足の表示がでていたとしても、他に正常なAEDがその場にある場合を除いては使用を試みる事をお勧めいたします。

Q AED本体の保証期間は何年ですか?
A AED本体の保証期間は設置後5年がオーソドックスです。8年のAEDもあります。保証期間の差はAEDの機能差というよりはメーカーの方針によるところが大きいようです。

Q AED本体の保証期間中はどんなサービスが受けられますか?
A メーカーにもよりますが、設置者の過失によるものではない問題があった場合には、無償で交換または修理をする、という対応が一般的です。交換・修理のための調査期間中は代替機の貸し出しがあり、交換等にかかる送料もメーカー負担が一般的です。

Q 本体の耐用年数は何年ですか?
A 本体の耐用年数は7年がオーソドックスです。6年のもの、8年のものもあります。この差も機能差というよりはメーカーの方針によるところが大きいようです。

Q 保証期間で交換するか、耐用年数で交換するか迷います。
A 実際悩ましいところだと思います。保証期間中であれば無償で交換修理の対応をしてくれますので安心ですが、耐用年数まで使用できない事もありません。販売側としては5年間での交換を勧めてくると思いますし、それが一番安心だと思いますが、予算との兼ね合いで判断していただけたらと思います。

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